俺も。オイラも。
婚外の彼は、自分のことを「俺」と言う。
最初はあまり好きではなかった。
わたしは「俺」より「僕」の方が、
なんとなくいいかな、、、その程度だけど。
そんな彼が、メールの中で「オイラがね、、、」
なんて言ったりする。
え?オイラ?(笑)
とりあえず。
うん、うん、って聞いてる、わたし😊
彼は、クールで理論的。
感情は出さず、喜怒哀楽を胸に仕舞って生きてきた。
そんな彼が「感情を表に出す」のは、わたしの前だけ。
そのきっかけは、わたしのメンタル疾患。
本音を聞かせてよ。
本気を見せてよ。
ずっと。ずっと。彼に訴えてきた。
そして。
彼の中の「オイラ」が姿を現してくれた。
人間味が深くて、情熱を持ち合わせていて、
心配性で、涙もろい「オイラ」
「俺の中の『オイラ』はね、らぶが見つけてくれたんだよ」
「感情を出していいんだよ、ってらぶが教えてくれたんだ」
そして。
「オイラはね、実は恥ずかしがり屋なんだよ」と、彼。
そんな事言われてもね、、、何て返す?🤔
ベストな返事を見つけられず、既読スルー(笑)
自分の口から「オイラ」と言い出すなんて、以前はあり得なかった。
彼の変化にちょっと戸惑いながらも、ま、いいか。
「俺は言わずもがな、なんだけど。オイラも
らぶが大好き、だから逢いに行くよ😊」
メンタル疾患に捻じ曲げられることなく、
彼の言葉をそのまま受け取れるようになった。
すごく、そして素直にうれしい。
桜の季節はすぐそこまで来てる。
彼と一緒に見る桜の逢瀬まであと少し。